30日は父の命日でした。一周忌。
自分が何をどう感じるのか、予測もつかず。
日本での一周忌にいけない私は日常の繰り返し。
思ったのは、
あー今日のこの時間はまだ生きてたんだな~。
高校時代の男友達が若くして癌でなくなったんだけど
その奥さんがブログに同じようなこと、彼が生きた最後の日、みたいな感覚のことを書いてました。
当時はぜんぜんピンとこなかったんだけど、
今はとてもよく分かる。
父の容態がもーほんとにヤバイ、となって
予定の帰国を数日早め、私が実家についてから息をひきとるまで24時間くらい。
まともな話をできるような状態ではなかったけど、
なんか私が実家に着いたのを確かめていっちゃった感じ。
骨と皮だけになっていた足同士が重なって骨同士が当たってすごい痛み、なんだけど、
脊髄まわりの筋肉に転移していたので足はまったく動かない状態で、
いたくてもポジションを自分で変えられない。
そんな足をさすってあげて
16時間くらい前にご飯(といってもりんごの汁とか)を食べさせたのが最後かな。
その後はずうううーーーっと寝たまま。
でも逆に考えると、69年生きて、何にも反応できない状態だったのは最後の16時間だけ。
それまでは私の声も聞こえていたし。
すごいよね。
生きていれば今は70歳。
まだまだこれからだったのにねー。
命日にはまた夢に出てくるかなと思ったけど、
それも特に無く。
きっとあっちですっかり落ち着いているのでは、と。
もっともっと年月がたてば、あの世の人って感じなんだろうけど。
高校卒業してからずーっと遠くに離れており、
1年くらい会わないことは結構あったので、
なんかその延長みたいよね。
もっと書きたいことがあった気がしたけど
思い出せないので、これまで。
湿っぽくてスミマセン。