5月5日金曜日の朝から病院入りして、8時半ごろから手術開始、9時15分に生まれました。
7パウンド7オンスの女の子でございます。3300グラムくらい?
結果的に40週4日での帝王切開となりました。りゅうは39週と2日くらいだった。
前回は手術が終わった瞬間泣いてましたが(泣いた理由では自分的には不明)、今回は手術室で麻酔の準備をしているあたりから、泣いてました。。
不安と緊張感からか、だんなが手術室にいないのが寂しく(といっても準備段階では旦那は待機で手術前に部屋に入ってくるという段取りなので、あの段階ではいなくて当然なんですが)、「あ~なんだかんだ言って旦那のことすごーく頼っているんだな~」と自覚した瞬間気持ちがほろっとなって涙がじわっと出てきて、さー手術開始ですと旦那が入ってきたらわーっと涙が出てきて、手術が進む中、気持ちが落ち着くまでしばらく一人で泣いておりました。
麻酔しているといっても腰から下だけなので、意識もばっちりあるし、先生の会話もすべて聞こえるし、腕も動かせるし、不思議な感じ。切ったり焼いたりの匂いや内臓を動かしている感触とかベビーを引っ張り出すときの最後のプレッシャーとかすべて感じる手術。手術をライブで感じながら、私の頭の中ではWalking Deadの生生しい映像がぐるぐると回っているのでした。
個人的には全身麻酔で目が覚めたら生まれてました、でもいいかな。
そしておギャーと生まれてきたらちょっとだけだっこ。りゅうよりも元気な印象。産声も出てきた瞬間すぐだったし、大音量。
そして見て私の開口一番の一言は「Lots of Hair!」でございました。
子供のころおでこがひろく髪も薄くてコンプレックスだった私。そしてかわいそうなことにそっくりそのままりゅうに遺伝。
どうやらさくらのふさふさ髪はだんなからきている様子。
その後はリカバリールームにはこばれ、手術後がちがち震えるほど寒気を感じる全身にエアマットみたいなものを乗せられ、そこであったまって落ち着くまでしばしお休み。看護婦さんがベビーを連れてきてくれてだんなと3人でまったりタイム。この時に名前の最終確認をしたのでした。
で1時間ほどリカバリールームで過ごした後は退院まで過ごす入院部屋へ。
シャワー、トイレ付きの個室でございます。旦那の大学の保険に感謝。
だんなと部屋で遅いランチを食べ、その後旦那はほぼお隣のブロックにある職場へ顔をだし、そのまま自宅近くのデイケアまで戻ってりゅうをピックアップ、一度家に戻って猫に餌やったり、病院で数時間過ごすのに必要なりゅうのグッズとか用意して7時ごろまた病院に戻ってきました。
りゅうも妹ができたことに大喜びで、お世話したい様子。しかし子供ってのはこういうことほんとどこで学んでくるんでしょうね。不思議。
10時ごろまで部屋で過ごして、旦那とりゅうは自宅へ。
私は出ないおっぱいと傷の痛みとおっぱいだせと泣きわめくさくらで、ほとんど眠れない一夜を過ごしたのでした。
ともあれ、金曜日、土曜日と2泊して、日曜日のお昼には退院させてもらいました。家と病院を行き来するだんなも大変だし、病院きてもりゅうはワイルドで、迷惑かけるだけだし。帝王切開だと火曜日まで保険で滞在をカバーされるみたいですが、もう1日も早く退院したいと初日から言い続け、歩いたりトイレ行ったり、シャワーを一人で浴びたりと、退院に必要なチェックリストを気力でクリアしたのでした。
ということで帰宅後1夜あけ、今日は月曜日。
病院だと元気に思える自分の体も、立ったり座ったり、車で段差を超えるだけでも痛む傷口は、普通の日常生活に戻れるにはまだまだ時間かかる感じで。
手術でいったん取り出しておなかに戻された内臓物もまだもとの場所に収まるには当分かかりそうで、おなかもまだ妊娠7か月くらいな感じにぽっこり。
術後のむくみもすごくて足は象状態。そして痛い。。。
ま、日に日によくなっていくので1週間もすればかなり使ものになるでしょうが、とりあえずは安静です。
ラッキーなことに、さくらはミルクでおなかが満たされている限りはおとなしく寝ているか、きょろきょろ部屋を見渡したりして、とっても楽。りゅうが大変んだったのか、ただたんに私に耐性ができているだけなのかは若干不明。ただまだ朝晩の区別がついていないので、夜でも容赦なく思つがえ、母乳、ミルク、そして傷の痛み、と安眠を得られるようになるまではまだしばらくかかりそうです。
感想。旦那のがんばりに驚き。私がいないまたは全く使い物にならない中りゅうの世話、私の世話、と甲斐甲斐しくすべてこなしてくれました。すご~~い。まじ見直しました。
そしてりゅうも含めて新しい家族が増えるというイベントをみんなで共有して思い出は、一生みんなで思い出して話せるイベントとして残っていくんだな、うれしいな、という感じ。うちの男二人は私の想像以上にさくらにでれでれです。これも驚き。
ということで家族メンバーの中にポジティブな発見が本当にいっぱいありました。ありがとう。
これからが大変ですが(金銭的にも!)がんばります。