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Samuel Adams像にて

サミュエルアダムズさん。

アメリカの独立に貢献した人。

ビールの名前でもありますね。

今となっては自由の象徴みたいなアメリカだけど、

支配から独立をしなきゃいけない時代があったのね。

この独立プロセスがなかったらどういう国になっていたのかしら?

アリゾナの不法移民対策など、いろいろ議論はありますが、

カナダもそうだけどこれだけ外部の民族を受け入れている懐の深さはやっぱりあると思います。

この国に住むのに、アイデンティティを同調させなくちゃ、みたいな、

そういったプレッシャーってほとんど感じない。

マンハッタンにいる日本人なんて、良くも悪くも日本人としての生活をほとんど変えずに生活してる。

ジャマイカンもイタリア人もそうだし、チャイニーズもそう。

うちの隣人のアメリカ人は日本企業の株取引を専門にしている会社で働いているので、

しょっちゅう日本への出張があるのですが、

「日本語が話せないと大変でしょう?」と聞いたら

「日本は人の流れとかほかの人がやっていることに溶け込めていれば、

ほうっておいてくれるから楽」といってました。

慣習や社会が持つ暗黙ルールに沿っているかぎり自由。

前提つき自由?でも、だから安全なんじゃない?

アメリカは人と違うことをしていてもほうっておいてくれる、これも自由?

それにしてもここまでアイデンティティの異なる人たちを、思想も含めて自由に泳がせるのは

国としての思い切りの良さなのかな。

いろんな人といろんなことで議論をしたりししますが、

彼らが持っているバックグラウンドとか、OK, or not OK.

のレベルの違いに驚くことがあります。

日常生活だと時間の感覚とか?子育ての仕方とか?

話はそれましたが。

グリーンカード取得は年々大変になっているようですが、

それでも、ガイジンの私が普通に生活できる。

ともあれ、この国に住んでいると、

日本であまり感じなかった自由みたいなものを肌で感じることが多々あり、

この独立も私の今の生活のFundamentalなのかな、とか、超拡大解釈ですが。

像を囲んでいる遠足?の小学生に混じってそんなことをふと思ったりして。

最後にはエスカレートして「ああ、自由って素晴らしい」

………

とはなりませんが、

そんなことを考えていたら、なんかうるうるしてしまいました。

ほんとに他愛ないですが。